私と息子とエヴァンゲリオン
1995年、私は12歳だった。実家は九州の田舎だったので初めてエヴァンゲリオンを見たのはおばあちゃんちでたまたま見た再放送だった気がする。その時から夢中になっていたのだと思う。
1997年、14歳。旧劇場版のシト新生は劇場で見たと思う。破壊されたネルフ本部の上空を旋回する9体の量産型エヴァ。これから話が面白くなっていくところでエンドロールが流れて「ここで終わるのかよ!」と残念がった。 その後、ツタヤで旧劇場の続きを借りて見たり、テレビ版をもう一度見直したりした。VHS版には修正された部分や追加された部分が入っていて、「ここが違う!ここが追加された!」と何度も見て楽しんだ。 主人公の碇シンジはTV版、旧劇場版では内向的でなかなか物事の決断が出来ず、他人の気持ちが理解するのが難しい子のように見えた。自分も主人公に年齢が近いこともあり、似ている部分を見出しては主人公に共感し、自分も碇シンジ同様主人公なんだと錯覚しながらエヴァンゲリオンの世界にドハマリした。
2007年、24歳。東京で仕事をしていた。ヱヴァ序は何度も何度も劇場に見に行った。14歳の時のようにお金を気にすることなく何度も劇場で見てはエヴァンゲリオンの世界に浸かっていた。また新しいエヴァンゲリオンを楽しめると日々仕事を頑張る理由になっていた。
2009年、26歳。ヱヴァ破はヱヴァ序以上に何度も劇場に見に行った。新しい話の展開とTV版、旧劇場版ではなかなか物事の決断が遅かった碇シンジが綾波のために再びエヴァに乗ることを決断し、自分の意思で綾波を救うシーンに興奮し、TV版、旧劇場版とは違うんだと歓喜した。
2012年、29歳。ヱヴァQの予告が新宿のバルト9壁に映し出されるイベントを妻と見に行った。(その数カ月後に結婚式をあげました。懐かしい!)冒頭の宇宙戦で大興奮し、その後の展開でずっと「?」が頭でいっぱいになり困惑し、見終わって「意味がわからん。続きが気になる!」と更にハマる。
2021年、38歳。(2021/07/29時点では37歳だけど、もうすぐ38歳・・・)シン・エヴァは2回見た。1回目は一人で噛み締めながら。見終わったあとはずっと片思いだった恋が終わったような、青春が終わったような悲しさと「やっと終わった!」という爽快感が共存していた。冒頭のパリ編が終わったあと、第3村のシーンがやたら長かったので「あれ?俺、エヴァを見てるんだよね?」と困惑したりもしたけれど、あれは必要な通過儀礼だった。第3村の人たちとの交流でアヤナミレイは人が人であるための大切なことを学び、碇シンジはTV版、旧劇場版では「僕に優しくしてよ!」と自分本位な感じだったけどに「なんでみんなこんなに優しいんだよ!」と他人の思いを感じれる人間に変わっていた。その後、アヤナミレイは逝ってしまったけど碇シンジは挫けることなく前進し、父である碇ゲンドウと今までなかった対話を果たし物語は完結した。この流れは私にとってはとても感動的だった。
2回目は4歳の息子と見に行った。息子はHuluとAmazon PrimeでTV版やヱヴァ序・破・Qをすでに見ていて、劇中で流れる歌や音楽を聞くだけ「エヴァンゲリオンだ!」とわかるくらいハマっている。シン・エヴァの予告編を見せたところ案の定「見に行きたい!」行ったので連れて行った。ちゃんと見れるか不安だったが、静かにしっかりと見ていた。第3村のシーンは流石に飽きて眠たそうだったので抱っこして見ていた。1回目を見た時に碇シンジと碇ゲンドウの息子と父の対話のシーンでこれは息子と見たいなと思った。対話の中で碇ゲンドウは碇シンジが他人の思いを受け止められる人間に成長していることに驚き、駅で置いてきぼりにした小さい息子を抱きしめるシーンがある。このときは碇ゲンドウに感情移入していた。当たり前のことだが、26年前は主人公に感情移入していたが時が経ち、自分は主人公ではない自覚するようになり、息子がいる今、碇ゲンドウに感情移入し、息子を認めるシーンに感動していた。息子と見ている時、このシーンで抱っこしていた息子をそっと抱きしめていた。
見終わった後、息子は「すごかったねー」と私を見て感想を言ってくれた。エヴァンゲリオンという作品には感謝しかない。26年間楽しませてくれて、最後には子供とエンタテイメントを共有できるという素敵な体験をした。 どこまで理解出来ているのかわからないはど今でもパンフレットや特典のEVA-EXTRA-EXTRAを引っ張り出して熱心に見ている。これからも一緒にエヴァンゲリオンを見るだろう。早速アマプラで8月13日からシン・エヴァが配信されるので息子と一緒にこれを見ることが今の生きる希望になっている。
碇ゲンドウが碇シンジの成長に気づいて驚いたようにこれからも息子の成長に気づき驚いていく連続だろうな。息子という主人公を支える父というサブキャラも悪くないなと思う。
【備忘録】RecyclerViewの更新時に意図しないスクロールを回避する方法
コード
val recyclerViewState = recyclerView.layoutManager?.onSaveInstanceState() // RccylerViewの更新処理 recyclerView.layoutManager?.onRestoreInstanceState(recyclerViewState)
説明
onSaveInstanceState()
でRecyclerViewの状態を取得、RecyclerViewの更新処理を行って、その後onRestoreInstanceState(recyclerViewState)
でRecyclerViewの状態を戻す。
そうすることによって、RecyclerViewのスクロール位置も維持された状態になる
環境
Android Studio 4.2.2 androidx.recyclerview:recyclerview:1.2.1
現場からは以上です。
2020年を雑に振り返る
仕事
- コロナ禍の影響をまともに受けた
- 今年ほぼリモートワーク
- いろいろこれからの事を考えたが、とりあえず引き続き頑張ることにした
- フルリモートで感情の起伏が激しかった
- Androidやってたけど、貢献度上げるために強制的にRuby on Railsやり始めた
- 大変だけどいい気分転換にはなってる気がする
- 定期的にキャリアパスに悩んでるが今のところはやりたいことやって少し冒険してみることにした
家庭
- 家族がみんな元気だった
- 資産なんとか増えてる
- 来年はお金のこと考えたい
- ホットクック導入で食生活が潤う
- 娘が小学生になったのにコロナで即休校。だいぶバタバタしたが今は学校楽しめてるようで良かった
- 今は英会話学童に通ってる。父が行きたい。
- 息子がストライダー乗れるようになったり、トイレ行けるようになったことに成長を感じる
- 結婚10年目突入
健康
- 胃腸壊しまくった
- 人生初胃カメラで鼻から胃カメラの体験に感動
- ピロリ菌治療で胃腸改善
- 定期的な体のメンテナンスの重要性を知る
- フルリモートで人生で一番太る
- 健康診断の結果ははもちろん良くなかった
- ダイエット実施中で徐々に体重減ってる
- 肝機能の数値が正常値に!
その他
- 個人開発中のアプリリリースできなかった。来年こそ…。
- 自己研磨時間確保問題。ゾーンにすぐ入れるように集中力つけたい。
- 積読増え過ぎ問題。
- コレステロール値下げたい。
- 妻とアドベントカレンダーやってみた。大変だった。やって良かったけど多分来年は、やらない。
子育てとエンジニアを幸せに両立するためのマインドとか行動について
この記事はエンデザ夫婦 Advent Calendar 2020の23日、子育てエンジニア Advent Calendar 2020の24日の記事です。
この記事では自分なりの子育てとエンジニアを幸せに両立していく上で変えたマインドや行動について書いて見ようと思います。 「これで絶対うまく行く!」とはなかなか断言出来ないのですがこの記事を読んだ似た境遇の人の何かしらヒントになれば幸いです。 軽く自己紹介すると、37歳のAndroidアプリエンジニアです。デザイナ兼PdMやってる妻と英会話の学童に頑張って行っている小学1年生の娘と最近トイレ機能がβ版になった4歳の息子がいます。
他人と比べない
子供に対しても、エンジニアな自分に対しても両方に言える気がします。 他の子はどうだ?とかお姉ちゃんと比べてとか弟と比べてとか関係なく、その子を見て褒めるところは褒めてハグしてあげましょう。 子育てをしてるとどうしてもエンジニアとして研鑽がおろそかになってしまうものだと思います。そうなると他人と比べたり、自分は卑下したりしがちになったりすると思います。が、ぐっと我慢してできることからやっていきましょう。 そもそも他人と比較してもあまり良いことはないように思います。他人と比べてところで自分のできることが変わることはないし、自分のなりたい姿に少しずつ進んでいきたいですね。
子供と一緒に寝てしまおう
寝かしつけは子育ての重要タスクの一つです。すぐ寝る子、なかなか寝ない子、寝たけどすぐ起きちゃう子、一人一人様々だと思います。 あと、寝かしつけて後にあれやるぞ!これやるぞ!と考えていたらいつの間にか一緒に寝ていたとか。アンコントローラブルなタスクで大変です。 なので、もういっそ一緒に寝ましょう。 で、できれば早起きしてみましょう。人それぞれだと思いますが試行錯誤を重ねれば、起きる時間は割とコントローラブルなものになってきたりします。 我が家では私が早起きして子どもたちが起きるまでを可処分時間として確保するようにしています。 これは感覚値ですが無理して、夜作業するよりも早起きして朝作業するほうが学習効率も上がっているように思います。
podcastで情報収集
子供を学校や保育園に送った後の出社時間、最近は家でリモート作業が増えたので散歩している時、洗濯物している時、家事している時、などにpodcastを聞いて技術的な情報収集をしたりしています。 私は自分とは違う視座が違う人達(マネージャーとかCEOとか)のPodcastが聞くのが好きで、エンジニアとは違う思考や考えを聞いてエンジニアとしての振る舞いのヒントにしたりしています。
子供と一緒に勉強しよう
これは子供がもうちょっと大きくなってきてからできるかなと思っているのですが、子供が宿題など勉強してるときに自分も子供の目の前で自分も勉強しようかなと思っています。 我が家ではリビングで宿題などをさせるようにしていて、子供と一緒に自分の勉強している姿を見せれば、子供も勉強に対してポジティブになれるかな?と。 自分の研鑽も進むので一石二鳥になりそうです。
怠けよう、許そう。
子育て、家事、勉強、仕事やりたいこと、やらなければいけないことはたくさんあるけど時間は有限です。 家電は買って簡単に家事を済ませたり、最近はなかなか出来ませんが外食したり、Uber頼んだり。 エンジニアの方は効率化好きな人は多いと思います。方法は様々だと思いますがそういうことで時間を作って、やりたいことに時間を使う事に寛容になるといいと思います。 もちろん奥さんや子どもたちに対してもそういうことを許していくととても幸せになれると思います。
最後に
子育てもエンジニアとしての人生もアジャイルな長いプロジェクトな気がしています。 試行錯誤は繰り返して、自分や家族に合うよりベターな方法を見つけて、幸せになりましょう! それではハッピークリスマス!
私のダイエットの経過報告
この記事はエンデザ夫婦 Advent Calendar 2020の15日目の記事です。
7日目の記事で、ダイエットの方針と対策について書きました。
ダイエット開始して半月が経過したのでその経過報告です。
体重がこちら
体脂肪率がこちら
ゆっくりですが体重が落ちているように見えます。 体脂肪率がフラフラしてます。体重は落ちてても体脂肪が落ちていないということは筋肉が落ちている可能性があるので数値見ながら注意したいところです。 10日目からストンと体重が落ち始めたのはストレッチを始めたあたりです。 ストレッチが代謝にいい影響があったみたいです。 カロリーを意識した食生活にして、空腹を感じる場面が増えましたが森永のラムネ(ブドウ糖)で紛らわすことでうまくしのげてる気がします。 このまま、行けば半年後には余裕で目標体重をクリアできそうです。
現場からは以上です。
最近よく聞いてるPodcastの話
この記事はエンデザ夫婦 Advent Calendar 2020の13日目の記事です。
今回は作業中や散歩中に最近良く聞いてるPodcastの話です。 作業中は英語系のPodcastを聞き流したり、じっくり聞きたいのは散歩中に聞いたりしています。
CEO系
会社の代表をされている方や会社でPodcastを配信しているチャンネルは自分の知らない視野や考え方の発見があったりして、面白いのでよく聞いています。 以下の2つは特に会社の代表としての立場から見る求められるエンジニア像やサービスをグロースさせるための着眼点やヒントなどをいろいろ気付かされます。 podcasts.google.com podcasts.google.com
英会話系
少しでも英語を習得するために聞いています。 GoGoエイブ会話は妻からおすすめされたので聞いています。英語と日本語で話をしてるので話の内容も把握できるし、とてもゆっくりと丁寧な英語で話してて、会話の内容も面白いのでおすすめです。 バイリンガルニュースも英語と日本語で話が進みますが、海外の知らないニュースも聞けるのでそういった意味ですも面白いPodcastです。 podcasts.google.com podcasts.google.com
エンジニア系
一応エンジニアなのでこういったのも聞いています。 日本語のAndroidについてのPodcastはDroidKaigiくらいではないでしょうか?(他にあったら教えてほしいです)以前はdex.fmはよく聞いていたのですが更新が終わってしまったのでありがたいです。 EM.FMはソフトウェアエンジニアに関わるいろんなことをテーマに話されているのでいつも興味深く聞いています。散歩中やご飯中に聞くには丁度いいですね。 Rebuildはもう有名老舗Podcastでしょうか?聞きやすくITの話題をキャッチアップできるので作業中でも聞いたりしてます。 podcasts.google.com podcasts.google.com podcasts.google.com
最後に
実は以前妻と何本かpodcastを撮ってみて公開しています。更新止まってますが。 チャンスがあれば、再開する。かも。 note.com
終わり。